かるーむ【吸音室】
かるーむ【吸音室】 |
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silent-design提携会社 ベルリーコーポレーション ![]() |
かるーむ製品特徴 |
かるーむは吸音を主体とした一人用個室で、自分で簡単に組立可能なブースです。 重量も軽いので何処でも置くことができます。賃貸物件でも耐荷重も気になりません。 インターネット・ゲーム・テレワーク・web会議・リモートワーク・携帯電話ボックス・書斎・朗読・音の小さな楽器等に幅広く活用できます。 吸音に優れた【calmofoam】が充填れています。かるーむは吸音室で防音の性能は低いのですが、遮音性能は15dBを有しています。 ![]() かるーむ本体素材 コーティング段ボール、フェノールフォーム、一部プラスチック CALMOFOAM&かるーむは商標登録取得済み【松村アクア株式会社】 |
組立が容易です。 |
かるーむの組立はYouTubeで御覧になれます。YouTubeでは一人で組立していますが、二人作業の方が楽にできてお勧めです。付属の組立図を基に特別な工具も不要で、素材も軽いので容易に組立する事ができます。 ![]() |
かるーむ注意事項 |
![]() ◆室内は気密性が高い為、随時ドアの開閉をし、空気の入れ替えを行って下さい。 ◆床面に荷重が加わった場合、製品の特性上、床面にへこみが出来る場合がございますので、ご注意下さい。 ◆湿度による変形が起こりにくい素材を使用しておりますが、長時間湿度の高い場所に設置する場合、変形してしまう恐れがありますのでご注意下さい。 ◆室内で飲料水等をこぼした場合は速やかにふき取って下さい。変形、または傷みやすくなる恐れがありますので、ご注意下さい。 ◆室内及び近い場所での火気及び揮発性の高い溶剤は絶対に使用しないで下さい。「かるーむ」は施工物、工作物に該当しないため消防法の規制外ですが、できれば「かるーむ」内部か直ぐそばに消火器をご用意しておいてください。【部屋とみなされた場合、消火器の設置が無ければ消防局から指導が入る場合があります。】 CALMOFOAM商標登録取得済み【松村アクア】 |
かるーむ装備品 |
![]() ◆その他【吸音材フェノールフォーム充填】・簡易テーブル付き |
かるーむ製品保証&生産工場 |
換気扇・LEDライトは、保証期間1年 本体は対象外 保証の基本知識 製造会社【保証メーカー】 松村アクア株式会社 兵庫県丹波市山南町小新屋401-1 ![]() |
かるーむ・問い合せ |
販売代理店 ベルリーコーポレーションまでお問合せください。 電話 070-5083-9471 お問合せはメールにてお願いします。 bouon@aol.com r.s.happy55@gmail.com |
吸音の知識 |
【吸音】sound absorptionと、【防音】=遮音noise insulationとを一緒の現象と思っている方が多いのですが、全く異なる現象です。音のエネルギーを熱のエネルギーに、分解・分散してしまうのが吸音と呼ばれる現象で、音の性質を分解し音を柔らかくします。 例えばピアノのキンキン響き過ぎる部屋を吸音すると、余計な響きが無くなり本来の音が蘇ります。又、室内で手をパーンと叩くと音の残響や反響が分かりますが、この音の長さをコントロールするのも、吸音室かるーむにも採用されている。(吸音材)sound absorbing material 等の役目です。 それから皆さんの中には音が熱なんて発生してるの?と思う方もいると思いますが、音は実際人間には感知出来ないほどの熱を音は発生させてます。 ![]() 提供・吸音ブースかるーむ 吸音と防音の違い この様に音をコントロールする役目を持っているのが吸音で、不快な反響音を減らし、室内の音響の重要な役割をしています。一方防音(遮音)は単に音の大きさを抑える事だけを目的とした処置の事を言います。ですから、音楽主体のお部屋には防音よりも吸音は重要な役目を持っています。吸音は多少防音の補助的な役割をしている程度で、吸音材・吸音製品自体には防音性があまり無いと認識してください。 吸音は材料等に入って来る音のエネルギーに対して、吸音されたエネルギーとの対比で表したものを吸音率と言い、使用面積に合わせて平均化したものを平均吸音率としています。数値が高い方がより良く吸音することを表しています。吸音は周波数帯域によっても影響されます。 音を吸収する素材のことを吸音材といいます。Sound absorbing material is called acoustic material. 下記の表は吸音材の吸音率を数値化しています。 |
吸音率と響き 硬いコンクリート・ガラスは殆ど吸音されてませんので反響が高い素材と云う事が分かります。逆にロックウール・グラスウール等の柔らかい吸音材は音響上で吸音性能が優れています。 コンクリートの壁・天井に直に壁紙を貼ってある、お店・オフィス・マンション・住居・寝室・リビングは、非常に響きやすくて音楽にはあまり適切な環境ではありませんので、吸音材・吸音製品でのコントロールが必要です。 吸音室かるーむ以外に採用している吸音になるモノとして、動物・人間・洋服・タオル・畳・布団・椅子・ソファー・カーテン・じゅうたん・マット・本棚・クローゼット・波形の天井や壁と、案外身近なものも吸音要素を持っています。 変わったところでは、卵の保護材(紙質)や発泡スチロール・波形段ボール・壁穴・ビンの穴、なんかも吸音性能があります。市販の吸音材・吸音製品としては、下記の様な吸音スポンジも音響をコントロールする吸音には有効です。 吸音率が高いと、音がよく吸われ過ぎて、室内に入ると楽器の音や自分の声がボソボソしたような響きになり味気ない音になってしまいます、特に声や歌・声楽の方の発声に負担がかかり良くありません。ですから最適な音の環境を得るには吸音の役目は大切な要素になります。下記の図は吸音率の公式です。
楽器の吸音に関して 最適な吸音率としては、ピアノの場合は音域や周波数帯域が広いので0.23~0.34の間が良いとされています。 歌・声楽・声・ナレーションはできるだけ吸音率0.16~0.23と低く設定しないと、響かないお部屋や防音室だと無理に響かせようとして、発声に力が入り、歌いにくく疲れますね。多少ライブ傾向の室内環境の方が歌いやすいですね。 (管楽器)の場合は0.20~0.29。響きを抑えたい場合(パーカッション類)は0.25~0.36となり、いずれの楽器も多少デッドな環境が望まれます。 いずれにせよ、音質に合わせた吸音率の設定はDATAや計算上はできますが、音の場合は各自感じ方も違い、好みの音に適応させることは、人の感覚的な問題もあって、難しいものと実感させられます。 top sitemap |