サイレントデザイン防音室


空調設備【クーラー・エアコン】等の知識【簡易組立式防音室の設置に関しての注意】

防音ルーム


空調(クーラー・エアコン)知識



簡易組立式防音室は一般的に気密性が高いので、室内が暑くなる傾向にあります。暑さ対策としましては、出来るだけ直射日光の当たらない、涼しい環境の所に防音室を置かれた方が良いと思います。日差しが当たる場合は窓のカーテンを閉めたりも必要です。

簡易組立式防音室のドアは使わない時以外は常時開けておいて、お部屋にあるクーラーで出来るだけ冷やして、防音室を涼しくしておくとかの工夫も必要と思います。それでも暑い時はクーラー・エアコン・;冷風扇・扇風機等で暑さ対策をします。又、楽器の保管上で温度・湿度の管理も必要な場合は、人や楽器の特性に合わせて、室内に乾燥除湿機等の設置をお考え下さい。

簡易組立式防音室に付いてる換気扇ですが、クーラー・エアコンと違い、空気の循環と遮音を基本としていますので、暑さ対策のために設計されていません。そのため、外気の涼しさはあまり入りません。

狭い簡易組立式防音室にクーラー・エアコンの取り付けを考えるには注意が必要です。市販の住宅用のクーラーですと、気密性の高い防音室の場合、冷え過ぎる傾向にあります。こまめな温度調整が必要です。CALORIEの少なめなクーラーもお勧めです。

クーラー・エアコンの販売取り付けは、当社の提携先で実施しています。この場合は、取り付け可能かのお部屋の下見が必要になります(下見有料)。すでに設置されている防音室への取り付けもご相談ください。クーラー・エアコン取り付け会社 
国立ピアノサービスが実施しています。フリーダイヤル電話 0120-585-851
ミニクーラー
その他ミニクーラーで評判の電気メーカーのコロナで出ているミニクーラーは、除湿機能もあり、扇風機よりはひんやりと涼しい風です。ただし、クーラーを取り付けるには防音室のパネルにダクトの穴を開けるので、遮音性能は穴の大きさに比例して多少落ちます。又、ミニクーラーですが、簡易組立式防音室の外(お部屋)には暖かい風が出ます。

賃貸住宅の場合のクーラー取り付けは既存の住宅の壁に穴を開ける事は難しい場合もありますので、コロナ製・ミニクーラーも候補とされたらと思います。除湿機能の無い冷風扇は、湿気が多くなるので、湿気対策を十分に考えましょう。

サイレントデザインでは、ミニクーラーは直接取り扱ってませんが、ダクトの穴を開けるオプションのみ対応しています。ただしパネルに直径10cm前後の穴を開けた場合に遮音性能は1~2dB前後の損失傾向にあります。

どうしても音楽に集中してると、余計に体温が上がる傾向にあります。
暑くなりましたら、ドアを開けて涼しい風を入れて休憩する事は、リフレッシュタイムにもなりますし、又、聴覚を休める事にもなります。大概の方は感じられ無いと思いますが、耳も知らない内に疲労しています。

冷風扇ブログ


室内臭についての知識

サイレントデザインの簡易組立式防音室では、身体へのシックスハウスの原因の基と言われているホルムアルデヒドの発散量を低減させ、日本農林規格(JAS)試験基準において、日本合板検査会によっての検査で、最高基準値で評判の F☆☆☆☆(フォースター)を採用しています。接着剤に関してもF☆☆☆☆(フォースター)を採用してます。

安全性の高い素材の、F☆☆☆☆(フォースター)を採用してますが、防音室は音が逃げないように気密性が高いのと、狭い空間なので、換気扇を使用し空気の流通をしていても、普通の御部屋では感じない臭いがこもってしまう傾向にあります。

特に新品の場合はこの傾向にあります。臭いは、F☆☆☆☆(フォースター)のパネルが完全に硬化するまで残りますが、経年減少で徐々に消えて行きます。臭いが気にならなくなるには3年~5年とのデーターがありますが、臭いの消える速度はパネルの硬化速度や、設置されているお部屋の環境・使用してる状況により、臭いが消えるまでの期間は異なります。
簡易防音室
特に夏場の暑い季節や、温度が高い室内での設置の使用は硬化しにくくなり、硬化しにくくなって臭いを感じやすくなりますので、防音室を直射日光の当たらない涼しい場所への設置や、厚手のカーテンなどで日差しをさけて置き、お部屋はクーラーで出来るだけ冷やし、防音室を使わない時は、防音室のドアを常時開けて、臭いを逃がし、涼しいクーラー等の風を入れたり、新鮮な空気の循環をする事も必要と思います。

使っている時は、室内での暖房は温度が上昇するので、臭いを発散させる原因となりますし、タバコも臭いがパネルに付着しますのと、火災の原因となりますので、お勧めしていません。又、防音室内では、臭いを発散させる物は出来るだけ入れないでください。

臭いに特に敏感な人では刺激を感じる場合もありますので、十分な注意と、空気の流通や休憩をとりながらのご使用をお勧めします。

臭いが気になる場合は、無香料の臭いの吸着材等(竹炭系等)を用意していただけたらと思います。香りのある消臭剤ですと、防音室は気密性が高いので、香りがたまり過ぎてパネルに付着して、逆効果になる場合もあります。

無香料の吸着剤等(竹炭系)は東急ハンズ等・専門店でご相談ください。〔消臭剤よりも、吸着剤(竹炭系)が効果あると思います〕


例・・ショールームですが、簡易組立式防音室は、使わない時はドアを常に開けています。展示して3年半経ってますので、ほとんど臭いは気になりません。

気密性の高い組立式防音室では、暑さや臭いがこもるのは、防音室特有の現象です。そのため暑さ・臭気での対応・修理等はしていませんので、ご了承ください。

■ 換気扇の特徴・取り扱いにつきましては、三菱電機にお問合せください。



簡易組立式防音室での使用時間

楽器練習や作業する場合ですが、必ず休憩時間を取っていただきたいと思います。普通の部屋より狭いのと、機密性があり、音の反響も強くなる傾向にあります。

耳には疲労感があまり無いので、ついつい長く練習したり作業してしまいますが、耳も身体も休憩は大切です。又、簡易組立式防音室内での使用時間も、一時間に10分程度の休憩を挟んでのご使用をお勧めします。

特に音圧の高い楽器の場合は注意が必要です。長時間の作業や大きな音の空気振動に触れていると、耳鳴り・心拍数の増加・頭痛・咳・騒音性難聴その他の影響を与える事もありますので、休憩は十分に取りましょう。その際、未使用時には、必ず簡易組立式防音室のドアは開けておきます。




設置重量に関して

■ 簡易組立式防音室の重さ(積載荷重)ですが、建築基準法では 一般住宅に置ける重さは(1㎡当たりで180㎏)までとなっています。
例えば1395×1395のサイズの防音室ですと、1.395×1.395=1.946の面積となります。これに180㎏を掛けますと・・350㎏となります。この1395×1395の防音室でしたら350㎏まで、お部屋に置いて良いと云う事になります。ただし、建築の基礎の弱い建物の場合は、注意が必要なのは言うまでもありません。その他では、事務所(1㎡当たり300㎏)・店舗デパート(1㎡当たり300㎏)・劇場(1㎡当たり300㎏)までとなります。
簡易防音室
■ 例えば、重量が300㎏の防音室の場合、重量の数値だけをそのまま読むと重く感じますが、大人5人分程度の重さです。炬燵に5人が入っている感じを想像してください。このスペースより広い面積に防音室が乗っている事を考えると、重さも想像できると思います。又、案外と家にある本箱の方が、本がぎっしりと詰まっていて、防音室より重い場合も多々あります。以上の様に考えると重量の参考になると思います。(床の構造や、配置する所が弱い場合には、設置できない場合があります)

■ 防音室の広さですが、一帖とは畳の一枚分を表しています。基本的な一帖の広さは、910×18201.65㎡となります。
0.5帖910×910、1.5帖1360×1820、2帖1820×1820、3帖2730×1820、4.5帖2730×2730、6帖3640×2730、8帖3640×3640と、ほぼ910を基本に掛けたり割ったりして計算します。

実際の防音室は施工上やパネルの基本寸法によって各社サイズの取り方が異なります。おおよそ各社で使われているパネルの寸法は幅が900か450の高さ1800か2000を基準としています。
また、サイズから?帖を求めるには、例えば、2266×3148の場合は・・2.266×3.148=7.1㎡となり、7.1㎡÷1.65㎡(一帖)=4.3・・4.3帖となります。

■ 住宅の遮音性能ですが、建築基準法によりますと、
1.鉄筋コンクリート造における壁の厚さは、100mm(10cm)以上あること。
2.コンクリートブロック造・無筋コンクリート造・レンガ造・石造の場合は仕上げまで100mm(10cm)以上の厚さがあることに決められています。
そして、これらの遮音性能は・・25Hzで25dB、500Hzで40dB、2000Hzで50dB以上の遮音性能が確保出来ることと決められています。

■ 防音に適した建物の構造ですが、RC(鉄筋コンクリート造)が最も良くて、ALC(鉄骨造)は隙間が多い構造のためにそれよりも遮音性能は落ちます。RCですと地下が最も防音に良いのですが、価格は地上の1.5倍ものコストがかかってしまいます。壁も厚くしませんと、土の圧力等に耐え切れません。そのために地上の壁より20cmも厚くしなければなりません。

以上、重量の問題で設置出来ない場所もありますので、管理会社・設計会社・住宅メーカー・不動産会社にて、お確かめ下さい。




振動対策

■ 簡易組立式防音室の床は、浮き床構造となっていますが、重量があるので、簡易組立式防音室自体での振動の低減には限界があります。ピアノペダルやチェロ等の楽器や、階下への振動を気にされる方には、下記の振動対策を参考にして戴ければと思います。ただし、住宅の構造や環境によっては、有効で無い場合もあります。又、この方法は床が水平になる様にしませんと、組立式防音室の場合は上手く組立が出来なくなる場合もあります。簡易組立式防音室での使用でしたら、2帖以下のサイズに限定した方法となります。2帖以上の簡易組立式防音室の場合は無理となります。

防音室の振動対策



設置の際の注意

■ 簡易組立式防音室は、天井の高さが組立式防音室の高さより10cm以上無いと組立が出来ません。簡易組立式防音室の天井を外側から乗せるので、それだけの間隔が必要です。

■ 簡易組立式防音室(壁の二面以上)の周りに作業スペースの無い部屋ですと、組立が難しい場合があります。

■ 簡易組立式防音室の床を設置する際に、フローリング等のお部屋の場合は、傷つきやすいので、絨毯等も組立式防音室の下にあらかじめご用意ください。

■ 簡易組立式防音室の設置場所は床が平行で、凹凸がない事が条件となります。平行でないと組立出来ません。又、フローリングでも床が柔らかい素材や、和風の畳の場合は、合板を敷かれることをお勧めします。合板のオプション2000~3000円で用意あります。
簡易防音室
■ 簡易組立式防音室の搬入経路の幅や高さが無い場合は、搬入できませんので、お確かめください。〔組立式防音室はパネルが一枚ずつ梱包されてます。


■ 特に2.5帖や3帖の大きなサイズの簡易組立式防音室の場合は、床が水平で凹凸がありますと組立が不可能ですので、事前に床のレベルを平行に凹凸無く御配慮ください。

■ 簡易組立式防音室とお部屋の壁が接している位置の場合は、最低でも1cm以上開ける事をお勧めします。まったく間隔がなく接していると組立作業も困難で、壁と防音室の音の振動の増幅作用が出やすくなります。壁側に電源コンセントがある場合は、電源コードの先のコンセントが5cm程度あるため、組立作業に必要な壁との間隔は7cm以上が必要です。

■ 換気扇の排気口とお部屋の壁との間は、20cm以上の間隔を取ってください。

■ ミニクーラーの排気口からは、温度の高い排気が出ますので、十分に壁との距離を取ってください。


■賃貸物件の場合、管理的な制約で設置出来ない所もありますので、賃貸契約等を十分にお確かめ下さい。又、消防法での規制がある建物・お部屋・物件(火災報知器・スプリンクラーの設置等の物件)もありますので、お確かめください。



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