組立式防音室性能と計測方法
サイレントデザイン
■防音室図の説明 上の図や式は、35dBの遮音性能を持った防音室を使用した場合の例です。 本来はTL=Li-Lt(dB)等の別記の計算式で説明しますが、一般の方には分かりずらいので、次のようにご理解ください. 音の大きさが100dB【100%】の音の楽器を、防音室の中で練習したとしますと、組立式防音室は35dB【35%】の防音性能があるので、100dBの音は遮音性能-35dBなので=65%【60dB程度】は自分の部屋に音として出て聴こえます。 この65dBという数値は、大きな人の会話程度の音の大きさです。しかしマンションの部屋の場合、壁自体の遮音性能とサッシの防音性能があるので、部屋にはかなり音は低減されます。更に防音室の遮音性能が加味されて数値の騒音対策となります。 木造の部屋に置く場合は、木造の壁の遮音性能があまり無いので、防音室をマンションに置いた時よりも防音室内部に侵入します。部屋の中の音を100%とすると防音室の中には65%の音が侵入します。木造のお部屋の壁の遮音性能は、25~30dBとされていますので、壁の外の音は、お部屋に侵入したのち防音室に45dB程度侵入します。 つまり防音室は完全に音がしなくなる防音性能ではありません。音をデシベル分のみ低減するための効果になります。 ただし、計測器での計測なので、耳で聞くのとは感覚的に個人差がありますので、ショールームで確かめる事が必要です。 防音室は本来、防音室の中から発生する音を低減するために考案されています。逆に外部の音を防音室内部に低減するには、効果は低くなる様な感じになります。それは、外部は何らかの音の環境下にいるので、防音室からの音が環境音に交わり、低減したかのように聞こえますが、防音室の中は静かすぎる環境のため、外部の音がダイレクトに気になる感じに聴こえます。 防音室内でピアノの音【約100dB】を鳴らした場合は、防音室外のドア付近での音は、人の日常会話程度の音【約65dB】になりますが、耳で聞くと、5割程度の音が減少した感じになります。 上の図の場合、45dBの建物の壁の遮音性能がありますが、音は弱い箇所に流れやすいので、サッシ窓の遮音性能30dBが基準となります。それでも最終的に35dBの騒音対策になります。しかし、音は完全に音が漏れないと言う訳ではありませんので、個人の感覚の相違も有るので、ショールームなどで体験したのち、使用される環境を十分に考えて使用する事が必要です。 組立式防音室では防音性能の他には、振動に対する注意も必要です。ピアノのペダル音・コントラバス・チェロの振動・エレキベース・チューバ・打楽器等の振動は、防音室の性能だけではなく、振動対策も必要となります。 組立式防音室の床は、一般的に浮き床構造となっていますが、パネルの重量があるので、重さで床が抑えつけられるため、振動が伝わりやすくなります。そのため防音室自体での振動抑制には限界があります。防音室は音の減少効果はありますが、強い振動に対しては難しいので、お部屋の構造にもよりますが、お部屋の床などに対策が必要になる場合があります。 空気が存在している以上、換気扇などの微小な音により、完全な防音効果と言うのは不可能ですが、人間に聞こえない程度になる防音性能の防音室は製作可能ですが、防音性能は重さに比例するので、一般的な住居を目的とする建物には相当な重量が加わるので、設置は不可能です。重さに耐えられる建物に限られます。 50dBの遮音性能の防音室2帖ですと、計算上1000kg以上の重さになります。一般的な建物に防音室を置くには35dB程度の重さが限界と思います。 防音室の遮音性能だけでなく、オプション取り付け〔穴あけ・ガラス等〕・部屋の構造・楽器の音の大小・建物の遮音性能・隣りの建物との距離・回りの音の環境等との関係で遮音性能や、耳への感じ方は微妙に変化して行きます。 (音圧dB・距離・透過損失・暗騒音その他・・) |
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防音室の性能・効果測定 サイレントデザイン組立式防音室の計測は、防音室内での楽器の音を基本に測定しています。 音源〔楽器〕は防音室の中心に位置させて、防音室の外より、1m以上離れた点線の所で遮音性能の計測します。計測は、防音室内の音圧を85dB程度の音圧で発生させ、防音室の外で計測します。生のギターですと90dB程度の音圧なので分かりやすくなります。 防音室内に空気が存在している以上、防音室の中の音が外にまったく聞こえないということはありません。完全な防音室というのは、換気扇もなく空気も遮断されるので人が防音室の中にいられません。人の吐息や、空気の流通してる防音室・機械・電気・換気扇のある防音室は30~40dBの音が常時室内に存在します。クーラーを作動させますと防音室内では55dBの音が存在します。カラオケボックスの室内ですと、音を出さなくても、空調の音で常時55dB程度の音が存在しています。 音の大きさデーター 防音室内の40dB~55dB程度の音の場合、静かで気にならない程度ですの音の範囲です。楽器の音は、平均80dB以上ありますので、室内の40dB程度の音ですと、ほとんどの楽器の音圧内になりますので、防音室外部への楽器などの大きな音の防音に最適で、低すぎる音圧を下げる物ではありません。 防音室で遮音性能の弱い箇所は、オプションの穴あけ部分〔クーラー・配線・ダクト用〕、ガラスの付いたドア開口部、換気扇の順番です。オプションの穴を空けた場合や窓を付けた場合は、遮音性能は低下傾向をしめします。 防音室の遮音性能は総合性能で部分性能ではありません。そのため、弱い箇所への音源を近づけたりを避けて、発生場所を選択する事も必要です。この場合は換気扇の付いてるパネルに背を向けて、右側に音を発生するのが良いかもしれません。吸音材は右のパネルの内側に設置することがベストになります。 遮音性能は、当社独自の周波数帯域と計算実験及び計測値です。必ずショールームで音を発生させて遮音性能をお確かめ下さい。 遮音性能は設置環境・計測方法・オプション・その他の要因で、計測値が異なりますのでご了承ください。 |
■防音性能の知識 防音性能を高めるには、素材の重さがポイントです。軽い素材では防音には不向きです。その他防音計算に係るものとして、空気層の厚さ・吸音・隙間の度合いがあります。 ■防音性能を高めるPOINT = 重い材料や、面密度の高い遮音パネルの選択 ■間接的要素 = 隙間を減らす + 空気層を厚くする + 吸音率の高い吸音材 + 振動を減らす素材+パネル・壁の厚さ 下記の公式は、素材に対して、侵入・ぶつかる音、素材を通り抜け回折する音を表してます。 Li(入射音)、Lt(透過音)、TL(透過損失)・・・・TL=Li-Lt(dB)となります。 ■防音計算式 下記の計算式は、パネルの防音性能を求める式です。実際の防音工事では、隙間の計算も必要になりますし、環境も様々なので、当てはまらない要素もありますが、一定の目安となります。 ■防音の知識も参考程度に。
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防音工事不要で人気評判の防音室【組立式】 |
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サイレントデザイン防音室【組立タイプ】 ◆防音工事の出来ない賃貸住宅に最適 家具の様にマンションで設置可能 ◆防音室の特徴 中古防音室の情報 ◆防音室・工事・採用先 ◆東京ショールーム地図 ◆リンク集 |
賃貸マンションでも設置が可能なお勧め品 防音工事不要の組立式防音室 サイズも0.5帖~3帖と豊富 防音工事価格よりもお求め安い費用 遮音性能も高く評判 低価格30万円より、用意してます マンション防音工事の出来ない方に 組立式防音室 ◆使用用途◆
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