音の大きさ・音圧・音量・デシベルdB・DATA・騒音種類の知識
音の基本知識 直接・間接な音源振動【叩く・吹く・触る・蹴る・撫でる・擦る】等の行為や音を伝える物体・気体・液体・固体〔媒質〕等の影響で、空気中【媒質中】の粒子が連続的に分散伝搬し速度変化を起こし、縦波【疎密波】の音波エネルギーとなって、私達の耳の聴覚器官に圧力変化〔音圧〕sound pressureとして達して、骨・神経器官・鼓膜等を通じ、脳に信号を送り、各周波数で形成された結果を、音として感じてます。簡単に言いますと、空気中の振動が、何らかの物体を通して【音波】elastic wave となって、聴覚に伝わる範囲の現象を音としています。この様に耳に聞こえなければ音ではなく、単なる物理的に音波としています。音の大きさを音量としています。 音波の有る空間〔室内・室外・空間等〕を【音場】acoustic [sound] fieldと言います。音って1秒間に空気中で340m(15℃)、水中で1500m,も進む事が一般的に知られてます。この一秒間に音の進む長さはC(m/s)で表してます。この様に音は空気の有る場所で存在する現象です。ちなみに真空の宇宙では、星の爆発音も聞こえません。映画の世界では聴こえてますが・・・ |
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dB・デシベル音の大きさ〔音圧・音量〕 音の感じ方は、聴力や主観、その必要性によって個人差があります。下記の表は日常の生活音が、どのくらいの大きさ(音量)かを表にしています。一般的に、音圧音量単位と知られるdB(デシベル)によって、音の大きさを表しています。 この表でも解かる様に、音の室内環境も50dB以下ですと、かなり落ち着いた静かな生活が保てますが、個人によって音の感じ方はかなりの違いが生じます。何処までが騒音でなくて安心したレベルなのかは、耳の聴覚能力と、音への主観・音の種類の好き嫌い・音の到達点等の影響もあり、一概に騒音の程度を判断するのは難しいと思います。 下記表のdB・デシベルのデーターについての転記・利用等は、サイレントデザイン閲覧のご注意事項をご覧ください。 ◆このサイトは、wikipedia 音響特集【ささやき声】でリンクされてます。 |
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音の大きさDATA(デシベル・dB) | ||
dB・音の大きさ | 音の対象(距離) | 音の対象(距離) |
130dB | 生ドラム・ロックバンド・パーカッション・コンガ | 落雷・聴覚器官にダメージのライン |
120dB | テナーサックス・オペラ歌手・ライブハウス | ジェット機(200m)・新幹線鉄橋 F1コース〔50m〕 |
110dB | アルトサックス・ピアノプロ・声楽アマ・金管楽器 | ジェット機(600m)・自動車の警笛(2m) |
100dB | ピアノアマ・プロボーカル・ファゴット・ハープ 吹奏楽〔20m〕 |
地下の構内・地下繁華街の音・犬の声(1m) |
90dB | ピアノ低学年・クラリネット・アマボーカル・フルート ヴァイオリン |
地下鉄車中・パチンコ店内・滝の音(近く) |
85dB | フォークギター・オーボエ・チェロ | 大型トラックのモーター音 |
80dB | ステレオ中音量・クラッシックギター・ヴァイオリン子供 | ボーリング場・機械工場の音・大型幹線道路 |
70dB | 掃除機・夕立・潮騒・普通会話・テレビ中音 テレビ普通音 |
新幹線内・乗用車内・静かなレストラン内 |
60dB | 一般的な家庭の朝・テレビ小音・小さな会話 大型クーラー |
学校の授業・銀行内の音・office事務所 |
50dB | とても静かな環境のライン・換気扇 住宅のエアコン〔空調の音〕 |
静かな室内〔図書館・博物館〕・空調 クーラー |
40dB~45dB | ささやき声・鼻息・小雨の音・すやすや居眠り 防音用換気扇 |
昼の住宅街・コオロギの遠音・換気扇 |
35dB | 洋服を着る音・静寂・人の吐息・かすかな空気音 | 夜の住宅街の静けさ・録音スタジオ |
20dB | やっと音として聴こえる程度・消しゴムの音 無音に近い状態 |
呼吸する音・雪の降る音・木の葉のそよぎ |
10dB | 聴こえる事の出来る限界(超サイレントな世界) | 無音に近い・無響室・蝶の羽ばたき 髪のそよぎ |
音に音がかさなると、その大きさは2倍ですか? 下記の式は、同時に二つ以上の音(ギターや楽器・騒音)が鳴っている時の、合計された音の大きさdBと、分解した時の音の大きさdBを表した公式と簡略したデータです。 |
静けさの推奨値 下記の表は、各室内がどれだけ静かだったら良いかをdB(音圧・音量)で表した、静けさの推奨値です。無響室の20dBの音とはまったく聴こえない範囲です。人が生活する上では、空気の流通が絶対必要ですので、空気流通音・人の吐息・空調機や換気扇のかすかな音でも40~50dB位の音がありますが、50dB程度ですと、とても静かな範囲で騒音とは言えないレベルです。(騒音対策課題) ◆このサイトは、wikipedia 音響特集【ささやき声】でリンクされてます。 |
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室内形態 | 最適な音(デシベル・dB)の範囲・500ヘルツ |
無響室(まったく響きの無い部屋) | 20dB以下 |
録音スタジオ ・アナウンススタジオ・ 聴力検査室・聴覚検査室 | 40dB |
ラジオスタジオ・特別病棟・ICU | 45dB |
テレビスタジオ・手術室・書斎・重役室・劇場・舞台・公会堂・音楽教室 | 45dB |
映画館(休憩中)・プラネタリウム(休憩中)・礼拝堂・寝室 客室・応接室・美術館・博物館・宝石美術店・ホテル |
55dB |
教室・体育館・ロビー・レストラン・銀行・一般事務室 OFFICE・ショールーム |
55dB以上 |
大きな音に対する注意 大きな音(大音量の音楽ライブ・楽器演奏・工場機械音・環境騒音等)に長期間連続して接していると、ある部分的な周波数に対してまったく聴こえなくなる、部分聴力・聴覚損失が起きる事があります。瞬間的な騒音としては音圧100dB以上は要注意です。それ以下の音量75dB前後でも、継続的に聴いていると耳に影響があると言われてます。 人間の耳による受音周波数(聴こえる範囲)、可聴値周波数audible frequency, audio frequencyの範囲では、、最小可聴値周波数(耳に聴こえる一番小さな音)20Hz~最大可聴値周波数(耳に一番高く聴こえる周波数〕20000Hzまでと言われてます。 この様に色々な周波数を聴きながら過ごしています。耳の形状も聴こえやすいように集音マイクのように広がった形になっています。音のコントロールは脳で対応していて、雑踏の中でも聴きたい音だけを選んだり出来るのも、そうした脳のコントロールによるものと知られています。 耳は他の器官と異なり疲労感を感じない器官のため、少しずつの疲労難聴の進行なので、聴こえが悪くなっている事にあまり気が付かない人が多いのが現状です。 これは人間の耳の受音する器官が、沢山の周波数ごとに分かれてるので、一つ一つの周波数が聴こえなくても、少しずつの進行で分からず、ある日なんとなく低音や高音が以前よりも聴こえなくなったりして、段々とそれが進みやっと難聴と気が付きます。 その時には耳鼻科での耳の検査の治療も難しくなります。もちろん難聴は大きな音だけによるものでなく、加齢やその他の疾患による事もあるようです。いずれにしても耳へのケアは音に関係している人には大切ですので、心がけたいものです。 これら部分聴力損失が積み重なった場合には、騒音性難聴となります。騒音性難聴は初めに4000Hz周辺が聴こえにくくなり、そのうちにその周辺の周波数HZも聴こえなくなって行きます。そうした永久的聴力損失となってしまうと治すのは難しくなりますので、早めに病院等で耳の検査をする事が大切です。 特に耳の場合は、疲労感が起き難く気がついた時には難聴になっている場合も多いので、連続した楽器練習や、大きな音の中にいないで、休息を取る事が大切です。 大きな音に接するお仕事や、音楽・楽器を練習する場合は、出来るだけ耳を休ませる時間を取る事も心がけましょう。 wikipedia にホームページありました ◆東京都ショールーム地図 会社ショールーム住所 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-21-18 第一笠原ビル お問合せ電話 070-5083-9471 会社FAX℡ 03-3971-5539 ◆問い合わせメール silent.sakata@gmail.com |
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